今回は、ワードプレス(WordPress)のパーマリンクについてのお話です
また、パーマリンクとは何か?についてもまとめています。
パーマリンクとは何?
パーマリンク(Permalink)とは、「半永久的リンク」という意味で、記事ごとに設定されるURLのことです。
https://example.com/2015/02/20/sample/
※緑色の部分がパーマリンクです
ワードプレスでは、記事・固定ページごとに最後のディレクトリ名部分を自身で変更することができます。
それにより、ユーザービリティの改善にもなります。
また、パーマリンクを設定する場合には、以下の点を意識ましょう。
- 半角の英字(小文字)・数字で設定する
- 文字列を区切る場合には「-(ハイフン)」を使用する
例えば、SEOについて記事を書く場合には「seo」や「about-seo」のようなパーマリンクがおすすめです。
日本語や「-」以外の記号を使用することもできます。
ですが、特に日本語はSNSで拡散された場合などに不都合が生じるので、基本的にはおすすめしません。
最適なパーマリンクの設定
パーマリンクを設定する場合、以下の点に注意しましょう。
- シンプルなURL構造にする
- 記事の内容をイメージできるパーマリンクにする
- 半角英数字(小文字)とハイフン(-)で設定する
パーマリンクの設定で最も重要なのは、シンプルなURL構造かつ記事・ページの内容をイメージできるディレクトリ名にすることです。
Google自身も「シンプルでわかりやすい語句」を推奨しており、この点を意識することが大切です。
引用:Google における URL 構造のベスト プラクティス
ただ、ワードプレスでは、初期状態ではパーマリンクに投稿日(年月日)を含みます。
【ワードプレスデフォルトのパーマリンク構造】
そこで、ワードプレスをインストールしたら、まずはパーマリンク構造の変更を行うようにしましょう。
理想のパーマリンク構造は、「ドメイン名」+「記事ディレクトリ名」です。
パーマリンク構造の変更については、次の段落で方法をまとめています。
変更を行う場合は、ぜひ参考にしてください。
パーマリンク構造の変更方法
ワードプレスをインストールしたら、まずは、パーマリンクの構造変更を行いましょう。
ワードプレス管理画面へアクセスし、「設定」→「パーマリンク」と画面を移動してください。
パーマリンクの設定画面が開くので、その中にある「パーマリンク構造」という項目があります。
デフォルトでは「日付と投稿名」にチェックが入っています。
これだと、URLが「https://example.com/2025/02/20/sample-post/」と複雑になり、ディレクトリ階層も深くなっていします。
そこで、通常はもっとシンプルな「投稿名」を使用します。
このように、パーマリンク構造のチェックを「投稿名」に変更してください。
※「カスタム構造」を選択して、右横のテキストボックスに「/%postname%/」と入力しても同じ設定になります。
これで、「https://example.com/sample-post/」というように、非常にシンプルなURLで記事の公開が可能になります。
最後に、画面下にある「変更を保存」をクリックし、変更内容を保存してください。
これで、パーマリンク構造の変更が完了しました。
パーマリンクの設定方法
実際に記事投稿画面でパーマリンクを設定する方法を紹介します。
今回は、ブロックエディタとクラシックエディタに分けて説明します。
ブロックエディタを利用している場合
まず、記事の投稿画面を開いてください。
その画面の右側に「リンク」という項目があるので、そのリンクをクリックします。
パーマリンクの設定画面が開くので、その中のテキストボックスの内容を変更します。
このように変更すればOKです。
※実際には、記事の内容に合ったパーマリンクを設定するようにしてください。
クラシックエディタを利用している場合
クラシックエディタを利用している場合、このような記事投稿画面が開きます。
画面上部にあるパーマリンク横の「編集」をクリックしてください。
パーマリンクの編集ボックスが開くので、この内容を変更します。
このように変更してOKをクリックすると、パーマリンクの変更が完了です。
※実際には、記事の内容に合ったパーマリンクを設定するようにしてください。
パーマリンク構造の変更に関する注意点
パーマリンクの構造を変更すると、既に投稿済みの記事やページのURLも変わってしまいます。
URLが変わると、各記事のGoogleから得ていた評価が無くなってしまいます。
そうすると、Google検索順位が落ち、アクセス数も大幅に減ってしまう可能性があります。
パーマリンク構造の設定を行う際には、この2点を注意しましょう。
- パーマリンク構造の変更は、ワードプレスインストール後すぐに行う
- 運用開始後のパーマリンク構造の変更は行わない
とはいっても、運用開始後にどうしてもパーマリンクの変更が発生することはあります。
Googleの評価を100%引き継げるとは限りませんが、設定しておくことでダメージは最小限に抑えられるはずです。
因みに、リダイレクト設定は、Redirectionというプラグインを使用すると便利です。
誰でも簡単にリダイレクト設定が行えるおすすめのプラグインです。
>> Redirection
ただ、プラグイン数を増やしたくない場合は、.htaccessを使って自身で変更を行うようにしましょう。
上級者向けの設定ですが、無駄なプラグインを増やさなくすみます。
最後に
今回は、ワードプレス(WordPress)のパーマリンク設定についてまとめました。
パーマリンクとは記事URLのことで、ワードプレスでは記事や固定ページごとに変更することができます。
パーマリンク構造の変更方法についてもまとめているので、ぜひ参考にしてください。
コメント